横浜国立大学大学院環境情報研究院
緑化工ラボ
東京農業大学地域環境科学部
2009 年 35 巻 1 号 p. 99-102
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在来の落葉性低木類4科9種と常緑性低木1種の種子発芽率を,屋外のポット試験にて測定した結果,既往文献の示す傾向と概ね同様であった。しかし,ニシキギ科では,落葉性低木類と常緑性低木のマサキとで,休眠タイプが異なる可能性が見られたこと,モクセイ科のイボタノキでは,1~2年の保湿低温貯蔵でも比較的高い発芽率を示したこと,マサキとイボタノキでは,分布地によって休眠性が異なる可能性も見られたことなど,既往文献の傾向と必ずしも一致しない例も見られた。
緑化工技術
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