日本緑化工学会誌
Online ISSN : 1884-3670
Print ISSN : 0916-7439
ISSN-L : 0916-7439
技術報告
木質系堆肥の水田への施用が土壌の性質とメタンフラックスに及ぼす影響
岩月 良介山本 理恵高橋 輝昌平野 義勝
著者情報
ジャーナル フリー

2010 年 36 巻 1 号 p. 187-190

詳細
抄録
都市緑地で発生する剪定枝の活用を検討する一環として,木質系廃材を主原料とする堆肥 (木質系堆肥) の水田への施用が水田土壌の化学的性質に及ぼす影響を分析し,水田土壌からのメタンフラックスの発生量を,既往の土壌改良資材と比較して分析した。木質系堆肥施用によって,土壌の全炭素濃度,陽イオン交換容量,交換性Ca,Mgが高まりやすかった。また,木質系堆肥の施用履歴の異なる3つの水田において,メタンフラックスの違いを調査した結果,メタンフラックスは木質系堆肥施用によって増加するが,他の土壌改良資材を施用した際と比較して特に大きくはならず,施用後2年目以降に減少した。
著者関連情報
© 日本緑化工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top