抄録
公園・街路樹等の管理で発生する植物廃材を原料とした堆肥(以下,木質系堆肥とする)の利用促進,生産管理体制の一助とするため,同堆肥を生産・販売している東京都町田市の町田市剪定枝資源化センターにおいて利用者へヒアリングによるアンケート調査を行った。同センターで販売している木質系堆肥は植物廃材 100%のため植物の生長に必要な養分が少なく,そのままでは肥料として用いることが難しく,多くの利用者が独自のアレンジを行った上で使用している。家畜糞や油粕などと同堆肥を混合した土壌改良材としての利用が主であるが,果樹のマルチング材として用いる例,畜舎の敷物とする例,発酵熱をビニルハウスの熱源として利用する例などユニークなものが見られた。