抄録
長崎県大村市および東彼杵町に建設中の広域農道の切土法面緑化は,種子や苗を導入しない自然侵入促進工2)が適用されている。また,自然侵入促進工の具体的な適用工法として,現地伐採木の生チップを利用した資源循環型緑化工法2)が実施されている。この資源循環型緑化工法を用いて自然侵入促進工を実施した21法面を対象に,2009年から2011年にかけて植生モニタリングを実施した。調査法面によって,植被率,出現種,優占種が異なるなど自然侵入促進工の施工後初期の生育データを得ることが出来た。これらの結果から初期生育の傾向および今後の課題について言及する。