抄録
石灰石採取跡地小段植栽に対し,資源循環型肥料分含有資材である下水コンポストを散布による追肥効果の確認,及び追肥の省力化のため最大散布量を確認した。結果,1 m2当たり 10 kgまでは窒素分過多による肥料焼けを発生させず散布可能であり,これ以上散布したとしても, 2年目までは肥料焼けを発生させるが枯死させる程ではなく,3年目から回復に向かうことが判明した。また,石灰石石礫に覆われた地表面に下水コンポストを散布することにより,周辺自然植生の侵入,及び生長を促し自然回復を速やかならしめることが判明した。