抄録
都市公園における利用行動と公園利用者の健康関連 QOL の関係を検証するため,東京都内の 6つの公園を対象に近隣住民に対してオンラインアンケート調査を実施した。利用行動の実施と公園環境,利用者の属性,健康状態のそれぞれを集計後に χ2 乗検定した結果,公園における利用行動は自然環境や施設の整備状況などの公園環境,性別や年齢層などの利用者の属性との間に有意な差がみられた。また,散歩や自然観察,会話は利用者の健康状態との間に有意な差がみられた。よって,利用行動は公園環境や利用者の属性によって規定され,一部の利用行動は利用者の健康増進に寄与する可能性があることが示された。