日本緑化工学会誌
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技術報告
施工後18年を経過した階段金網植生工の植生および根系調査
奥野 倫太郎沓澤 武池田 昌義山田 守
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2015 年 41 巻 1 号 p. 203-206

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抄録
階段金網植生工は,階段状の金網で出来た階段ユニットを用い,安定した生育基盤を法面に構築する工法(商品名 階段植生工)である。階段ユニットは,階段部に落ち葉や雨を受け止めて,養分の循環と土壌の永続性を保ち,植物に良好な生育環境を作り出す効果がある。本報告では,コンクリート吹付法面に適用した階段植生工の植生および根系調査を実施した。その結果,施工から18年経過後の植生状態は,播種・植栽木と侵入植物が混在した状態であり,木本の樹冠により,施工箇所全体が覆われていることを確認した。また,根系調査により,植生基盤内に根系が充填された状態であること,それぞれの樹木は正常な生育状態であることを確認した。
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