植生基材吹付工と自然侵入促進工を組み合わせた非面的吹付緑化工(工法名:エコストライプ工法)について,積雪寒冷地と温暖多雨地の切土法面において試験施工を実施し,施工後約16年間追跡調査を行った。その結果,生育基盤を横帯状に吹き付けして非面的に木本植物群落を形成した場合の自然侵入種数は,全面緑化を100とした相対比較で,積雪寒冷地239,温暖多雨地306となり,非面的吹付緑化工の自然侵入促進効果が確かめられた。また,生育基盤を非面的に吹き付けしても施工後の剥離等は認められず,全面緑化と同等の耐久性を有することが確かめられた。