ススキ種子の発芽率の向上を目的に種子重量や採取時期に関する発芽実験を行った。種子をHeavy区,Medium区,Light区に分けて5 ℃または25 ℃暗条件下で乾燥させた後,25 ℃12時間明条件下で水を与えた。その結果,Heavy区とMedium区のいずれも最終発芽率は70%以上だったが,Light区は20%と低かった。また,11月~1月採取の種子に同様の温度処理を行った結果,11月種子の最終発芽率は10%以下だったが,12月種子は処理によって60%以上になり1月種子は処理の有無に関わらず50%以上だった。Light区に相当する種子の割合は11月で95%を占めたが,12月や1月では30%程度だった。よって,種子の採取適期は12月以降で,軽い種子を取り除くと発芽率が向上する可能性が考えられた。