2021 年 47 巻 2 号 p. 298-303
本研究の目的は,密を避け,アフターコロナでも活用できる在宅園芸療法プログラムを実施し,その心理的効果を検証することである。4種類の在宅園芸キットを用意し,3週間毎に各キットを送付した。参加者は,キットを作製し,オンラインミーティングに参加した。キット作製やオンラインミーティング前後の気分を,POMS2を使って評価した結果,TMD(総合的気分状態)得点,疲労-無気力,活気-活力,友好の得点に有意な改善傾向が見られた。本プログラムは一定の心理的効果が得られることが検証された。インターネット環境があれば時間や場所に関係なく,外出が困難な人や遠隔地の人にも在宅園芸療法を提供することができる。