2025 年 51 巻 1 号 p. 133-136
土壌に高圧空気を噴射させるエアレーションによるシラカシ苗木の生育への影響を調査した。土のグラウンド上に,(1)エアレーションを面的に実施した区,(2)エアレーションを点として(隣接するエアレーション実施地点の影響を受けないように)実施した区,(3)エアレーションを実施しない区,を設けた。それぞれの処理区に苗高約50 cmの苗木を5本ずつ植栽し,およそ5か月間栽培した。栽培期間中の苗木の生育特性と,栽培後の地上部と地下部の乾燥重量を測定した。地上部の生育量は面的エアレーション実施で大きかった。地下部の根の分布状況から,エアレーションによって深い土壌に根が伸長するようになることが示された。