日本緑化工学会誌
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論文
サクラを対象とした目視活力度評価とUAVプラットフォームで算出したNDVIの比較
丹羽 英之 片桐 達斗三浦 利夫
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2025 年 51 巻 2 号 p. 202-210

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抄録

都市緑化における樹木の果す役割は重要であるが,その生育に問題があることが多いため,樹木の適切な育成管理の基礎情報となる生育状態のモニタリングが必要である。本研究では,サクラ類を対象とし樹木の生育状態のモニタリング方法として広く使用されている目視による活力度調査結果とUAVプラットフォームで取得した植生指数との関係を分析し,樹木の生育状態のモニタリング方法としての有効性を検証することを目的とした。矢作緑地平戸橋公園(愛知県豊田市)に植栽されたサクラ類を調査対象とした。UAVプラットフォームを使い算出したNDVIと目視活力度調査の評価ランクとの関係を分析した。樹勢と葉の量は,NDVIによる評価が可能で,NDVIを集計する空間単位としてバッファー1.5mが最も適していることが示唆された。本研究により,活力度調査の項目ごとにNDVIの有効性を評価することができた。今後,本研究の方法を,様々な事例に応用することで,知見が蓄積し,より汎用性の高い方法へと発展すると考えられ,サクラ類の適切な管理に資することが期待される。

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