日本緑化工学会誌
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技術報告
約7年の管理停止後に刈り取りが再開された丘陵地二次林脇の斜面草地における植生回復
山田 晋 , 大島 瑠加, 森内 万尋
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2026 年 52 巻 1 号 p. 87-90

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抄録

約7年間管理放棄された後に管理が再開された斜面草地にて管理継続時,放棄中,管理再開後の植生を比較した。管理停止に伴い出現種数は大きく減少した。管理再開に伴い種数は回復したが,管理継続時よりも種数は少なかった。林縁生と湿地生の種の種数は概ね回復したが,草原生,畑地・路傍生,樹林生の種の回復は緩慢だった。陽光地を好む種の消失には,管理継続時よりも再開後に斜面上部の高木による被陰が強まった影響が考えられた。一方,上部斜面からの被陰の影響が少ないトボシガラなどの消失種も認められた。ノアザミなど管理放棄時に消失したが管理再開後に確認された草原生種もあり,一部の種では速やかな再出現が望めることが分かった。

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