日本手外科学会雑誌
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学術集会発表論文
中高年の橈骨遠位端骨折患者のロコモ度評価
竹内 隆二石垣 大介
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2025 年 41 巻 5 号 p. 567-570

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抄録

2020 年1 月~2022 年12 月までに当科を受診した,50 歳以上90 歳未満の橈骨遠位端骨折の女性患者のうち,転落や交通事故といった高エネルギー外傷患者や骨脆弱性骨折既往のある患者を除いた101 例に対し,初診から30 日以内にロコモ25 を用いた評価を行った.年齢の中央値は71 歳で,年齢階層別では50 歳台が10 例,60 歳台が31 例,70 歳台が40 例,80 歳台が20 例であった.ロコモ25 の中央値は50 歳台で3 点,60 歳台で5 点,70 歳台でロコモ度1 の8 点,80 歳台でロコモ度2 の18 点であった.各年齢階層におけるロコモティブシンドロームの割合は,50 歳台が30%,60 歳台が40%,70 歳台が60%,80 歳台が85%であり,年齢階層が高くなるにつれて増加していた.

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