2025 年 41 巻 6 号 p. 794-796
橈骨遠位端骨折に対する掌側ロッキングplate(VLP)固定において重要なことは,適切な軟骨下骨下にscrew を刺入し,強固な支持を得るためのplate 設置位置を決定することである.著者はguide pin を最初に関節面に平行に刺入し,それにより至適なsubchondral support が得られる設置位置と整復位を決定できるGuide pin Insertion First Technique(GIFT 法)をInitial R Xpert®に用いたので報告する.