日本手外科学会雑誌
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学術集会発表論文
手術加療を行った上肢感染症の検討
髙宮 章裕亀倉 暁菅原 留奈増山 直子深澤 克康
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2026 年 42 巻 6 号 p. 890-893

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抄録

当院で上肢感染症(術後創部感染を除く)に対して手術加療を行った症例60 例を調査した.疾患の内訳は骨髄炎17 例,化膿性腱鞘炎17 例,化膿性関節炎14 例等であった.感染の原因は咬傷15 例,その他外傷21 例(切創・挫創・刺創14 例,開放骨折・開放脱臼4 例,表皮剥離3 例),ばね指注射3 例,原因不明18 例等であった.術前に排膿が26 例であり,術前画像において骨破壊が16 例でみられた.起炎菌としてメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)が18 例と最多であり,Streptococcus属が14 例と続き,本邦の既報と同様であった.海外の報告で最多とされるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)は3 例にとどまった.

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