どうぶつの総合病院 ノア動物病院
日本獣医生命科学大学
株式会社ORM
どうぶつの総合病院
こまつ動物病院
やつか動物病院
麻布大学
2018 年 24 巻 3 号 p. 147-152
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ゾニサミドによる薬疹と診断した犬の2例を報告する。症例1は6歳齢,雌のマルチーズで紅皮症を,症例2は10歳齢,去勢雄のミニチュアピンシャーで多形紅斑-中毒性表皮壊死症を発症した。いずれの症例も症状,血液検査と病理所見からゾニサミドによる薬疹を疑い,その休薬により皮疹が消退した。リンパ球幼若化試験を実施したが2症例とも陰性であった。今後症例を集積しゾニサミドによる薬疹の発症頻度や病理発生の検討が必要と思われた。
獣医皮膚科臨床
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