情報の科学と技術
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特集:マシンフレンドリーな情報基盤の整備に向けて
だれがAPIの井戸を枯らすのか? ~API活用のエコシステムと課題~
古川 泰人
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ジャーナル オープンアクセス

2025 年 75 巻 2 号 p. 64-69

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抄録

国内外における民間APIと公共APIの特徴とエコシステムを整理し,特に公共APIがデジタル社会に与える影響と持続可能性に向けた課題について考察する。民間APIは企業間の連携を促進し,新たなビジネスモデルやサービスを生み出す一方で,運用維持コストや収益化に関する課題が存在する。また,公共APIは,市民サービスの向上や社会課題解決に向けた重要なツールであり,運用ガイドライン,社会的価値の指標,技術進化へのコストの課題を抱えつつも,社会的役割の重要さは拡大している。デジタル社会基盤における「デジタル公共財」としての役割を果たすため,国家戦略に基づく継続的な公共APIへの取り組みが重要である。

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