日本地すべり学会誌
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総説
地すべり調査・観測の進展と展望
上野 将司中里 裕臣
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キーワード: 調査法, 観測法
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2012 年 49 巻 1 号 p. 1-11

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抄録
本論は地すべり調査・観測法について技術の進展を概観した上で, 今後の課題と展望を述べたものである。調査法ではボーリング掘進技術をはじめとする技術の発展があり, 航空レーザ測量等の新たな技術の導入があった反面, 基本的な地質分布や構造把握が十分になされない状況にある。地すべり動態観測については, 長年にわたってすべり面の間隙水圧は孔内水位測定で代用され, 望ましい方法での観測が行われていない。各種観測機器は改良されて観測システムの自動化が進んで便利になったが, 現場での地すべり変動の実態把握がおろそかになってきた。
今後はこれらの問題への積極的な取り組みが必要である。観測機器による地すべりモニタリングはソフト対策や対策工の性能設計を行う場合に必須の技術であり, 今後の更なる発展が望まれる。
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© 2012 公益社団法人 日本地すべり学会
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