日本地すべり学会誌
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論文
SAR干渉画像で検出した2011年東北地方太平洋沖地震に関わる地すべり性地表変動
佐藤 浩宮原 伐折羅岡谷 隆基小荒井 衛関口 辰夫八木 浩司
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2014 年 51 巻 2 号 p. 41-49

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抄録
  合成開口レーダー (SAR : synthetic aperture radar) は, アンテナから射出され, アンテナで受信されたマイクロ波を使って地表画像を得る技術である。先行研究は, 現地調査や空中写真判読によって, 2011年東北地方太平洋沖地震が地すべりを生じさせたことを明らかにした。本稿においても, 人工衛星「だいち」 (ALOS : Advanced Land Observing Satellite) に搭載のPALSAR (Phased Array type L-band SAR) データを使って, この地震が東日本の広域で地すべり性地表変動を引き起こしていることが判った。山地斜面の変動域の面積が2.25ha以上であるものを抽出したところ, その数は22であり, 地すべり性地表変動を引き起こした最小のPGAは約300galと見積もられる。変動域のうち, 更新統の火山岩・火山砕屑岩の占める面積が952.5haと最多だった。その変動は, 地すべりの再滑動で説明されるばかりでなく, カルデラ内部の地質構造に支配されているものもあることが示唆された。その例を現地の調査や変動計測の結果とともに示す。
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© 2014 公益社団法人 日本地すべり学会
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