地すべり
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昭和48年7月31日集中豪雨による北九州・太宰府周辺の土石流災害について
田畑 茂清
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1974 年 10 巻 3 号 p. 48-52

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抄録

7月30日夜から31日未明にかけて, 福岡県を中心に, 寒冷前線の移動に伴う集中豪雨に見舞われ, 時間雨量95mmという大きな雨量を記録した。このため, 福岡市周辺の太宰府町, 篠栗町などで, 土石流・中小河川のはんらんによる家屋の倒壊・流失・浸水などの被害が相次ぎ, 死者・行方不明26名にのぼる大きな災害となった。そこで福岡県は31日に災害対策本部を設置し, 特に被害の大きかった太宰府町には, 災害救助法を適用することを決めている。この集中豪雨による被害は, 警察庁の調べによると表-1のとおりである。

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© 社団法人日本地すべり学会
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