地すべり
Online ISSN : 1884-3956
Print ISSN : 0285-2926
ISSN-L : 0285-2926
再滑動型地すべり面のc, φ とその変化
玉田 文吾
著者情報
ジャーナル フリー

1980 年 17 巻 2 号 p. 10-19_1

詳細
抄録
再滑動型地すべり-連続した地すべり面が地層中に既存し, 降雨などの誘因によって滑動-において, 地すべり粘土のせん断強度定数は, ダイレタンシーに関係するところの厚さ, 有効土かぶり応力によって決定されるが, これが滑動を開始するとき, 厚さが3mm以下の場合, c'≒0, φ'>0の状態で均衡がくずれるため, 間隙水圧の作用が大きく影響する。
移動量の増加とともにc'>0になり, 条件によってはφ'も多少増加, 加えて負の過剰間隙水圧も発生するので, 安全率にも変化が現われるようになる。
著者関連情報
© 社団法人日本地すべり学会
前の記事 次の記事
feedback
Top