日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第62回研究発表大会
セッションID: A1-02
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価値成長モビリティシステムにおける基本アーキテクチャのデザイン
戸田 敬介神谷 慶佐藤 浩一郎西村 秀和松岡 由幸古郡 了
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抄録
近年,大量生産や大量消費による環境への悪影響や高齢化社会の発展など,多くの問題に対し統合的な対応を迫られる状況となっている.そのため,人工物の実用的な価値のみならず,ユーザの精神的充足という価値にもフォーカスしたデザインが求められている.これらに対応するため,デザインの理論や方法論に時間軸の概念を導入したタイムアクシスデザインが提唱されている.このタイムアクシスデザインを具現化するデザインコンセプトの一つとして,使用するほどにユーザにとっての価値が成長する価値成長デザインが提案されており,価値成長デザインを適用する対象として,モビリティシステムが考えられている.従来研究においてモビリティシステムに価値成長デザインを適用した,価値成長モビリティシステムが提案されている.しかしこの価値成長モビリティシステムはコンセプトの提案に留まっている.そこで,本報では,価値成長モビリティシステムのデザインをMメソッドにより行い,価値成長モビリティシステムにおける価値成長の基本アーキテクチャを導出した.さらに,アンケート調査による妥当性確認を行い,ビークルに対する価値成長が実現できる可能性を示した.
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© 2015 日本デザイン学会
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