独立行政法人防災科学技術研究所
京都大学防災研究所
2002 年 39 巻 3 号 p. 296-306
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
リングせん断試験を実施した結果, 粒子破砕が進行しせん断ゾーンの透水性が低下すると, 自然排水条件でも高速流動現象の発生が認められた。地すべり・崩壊土塊の流動性の高低を示す新しい指標して「高速流動現象ポテンシャル (運動時の摩擦係数と見かけの摩擦係数の比) 」を提案した。また, 非排水条件下で発生する過剰間隙水圧を排水試験から推定するために, 排水せん断中に得られる体積ひずみと体積圧縮係数の比を「等価垂直応力」として導入した。
日本地すべり学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら