ポケモンGOや様々なポイントを貯めるポイ活動など,健康増進を必ずしも主目的としていないが,健康に寄与すると考えられるサービスやイベントが近年出現している。本研究では,性別,年代,健康意識とこれらのサービスの利用に関係があるかどうかアンケート調査結果を基に分析した。特に体力・気力とも充実している若い年代は,健康にあまり関心がないと考えられたが,10代は運動習慣も健康意識もほかの年代と比較して高いことが明らかになった。将来的に健康を保持・増進するためには,10代からの健康意識の向上や,特に健康を意識しなくても運動習慣を継続できるよう,民間で提供されている健康増進アプリやサービスを積極的に活用し,その効果を享受することが期待される。