抄録
本稿は, 進展する知識・情報社会化を担う, 主要な推進者の特性を明らかにするとともに, その評価や報奨のあり方を模索するものである。第1に, 現代企業のホワイトカラーの人事評価製度を概説し, その特質と課題を抽出する。第2は次世代を牽引する専門職 (企画・開発・技術)の職務行動を把握・整理していく。第3は専門職とくにプロフェッショナルという労働特性を分析し, そのマネジメントのあり方を, 人事評価制度の視点から考察するものである。
人事評価はその公正性が確保されて, 制度として機能する。報酬決定において, 成果・能力主義化の浸透とともに, その根拠となる人事評価制度のあいまい性は, 経営管理よ, 許されない問題である。