Journal of Mammalian Ova Research
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総説
生殖補助医療とインプリンティング異常
緒方 勤鏡 雅代
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2006 年 23 巻 4 号 p. 158-162

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抄録

近年,生殖補助医療後に出生した児においてインプリンティング異常の頻度が高いことが報告されている.発生の機序に関しては不明であるが,インプリンティング異常症としてBeckwith-Wiedermann syndrome(BWS)とAngelman syndrome(AS)がある.そして,生殖補助医療と関連する可能性のある異常症としてSilver-Russell症候群(SRS)がある.生殖補助医療における遺伝的安全性の検討は重要事項であるが,今後はインプリンティング異常症との関連についても検討しなければならない.

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© 2006 日本卵子学会
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