Journal of Mammalian Ova Research
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特集:選択的単一胚移植
症例の選択:どの時期,だれに単一胚移植を考慮すべきか  ―胚盤胞 ―
原 鐵晃兒玉 尚志
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2008 年 25 巻 2 号 p. 82-89

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抄録
多胎妊娠は,生殖補助技術の重大な合併症のひとつであり,多胎率を減少させるには移植する胚の数をできるだけ低下させる必要があり,そのためには多胎になりやすい患者群の選別と着床率の高い胚の選択が不可欠である.培養期間を3日目以降に延長することにより胚の質が向上するわけではないが,着床可能な胚の選別が容易になり,胚発育はより子宮内環境と同調しているため胚盤胞の着床率は高く,選択的単一胚移植を行う上で胚盤胞は適した胚である.一般的には妊娠予後のよい患者群((1)36歳以下,(2)1回目か2回目の治療周期,(3)複数個の胚盤胞が形成)を選別して行われるが,これからはより高齢婦人に対する単一胚盤胞移植も増加することが予想される.胚盤胞移植を行うときは,移植キャンセル率の増加,monozygotic twinの増加,出生児の男女比の不均衡には十分注意する.
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© 2008 日本卵子学会
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