山口大学大学院創成科学研究科
㈱エイト日本技術開発
広島大学総合博物館
山口大学教育学部
復建調査設計㈱
2023 年 42 巻 1 号 p. 31-42
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2009年7月21日の集中豪雨により崩壊・土石流が多発した山口県佐波川沿いに分布する遺跡の中には,土砂災害警戒区域内に位置するもの,旧河道と接するまたは重なるものがある。本報告は,中世における各遺跡の位置,面積および傾斜を解析した。その結果,佐波川流域沿いに存在する24箇所の遺跡は現地形の傾斜が緩い場所に集落を形成する傾向があり,それらの多くは土砂災害警戒区域と重なることを明らかにした。
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