2018 年 67 巻 5 号 p. 452-454
「活動と参加」の維持・回復を主な治療目標とする筋骨格系疾患にとって,過去のICDは必ずしも使いやすいものではなかった.ICD-11改訂にあたっては,整形外科医・リウマチ医を中心とした筋骨格系TAGでは臨床の診断過程を追った体系とした素案を作成した.完成したICD-11は論理的な診断過程を追うことができ,さらに充実したextension codeにより詳細な病態の把握が可能となっている.ただ,これを適切に活用していくためには,今後の様々な工夫・努力が必要と考えらえる.