2019 年 68 巻 1 号 p. 55-60
2018年 4 月に,厚生労働省は第三回の患者安全閣僚級グローバルサミットを東京にて実施した.患者安全を含む医療の質は,SDG(Sustainable Development Goals)で提案されるUHC(Universal Health Coverage)を達成するために重要な要素の一つである.日本は,過去約20年間にわたって患者安全の改善に努めてきた.今回の特集記事では,死亡事故を対象とした医療事故調査制度,特定機能病院における医療安全管理体制の見直しなど,近年の日本における患者安全の活動について紹介する.これらの経験は諸外国においても参考となる取組みと思われる.