国立循環器病研究センター 脳神経外科 [日本]
京都大学医学部附属病院 脳神経外科 [日本]
2017 年 3 巻 1 号 p. 90-94
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脳動静脈奇形定位放射線治療後遅発性嚢胞は,fibrinoid necrosisを伴った拡張血管の増生,損傷を受けた血管壁から脳実質への血漿成分漏出・微小出血を伴うといわれる。自然退縮例も散見されるが,症候化した場合には手術を行う。今回,手術困難な部位に発生した嚢胞に対して柴苓湯が著効した1例を経験したので報告する。
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