2026 年 13 巻 p. 210-216
【キーメッセージ】
1.今回の研究は看護・介護のどのような問題をテーマにしているのか?
研究を行うきっかけとなったことはどのようなことか?
→ 在宅で循環動態を客観的に評価する指標として下大静脈径に着目した.日常生活動作の1つである歩行が,下大静脈径の変動に与える影響を明らかにすることを目的とした
2.この研究成果が看護・介護にどのように貢献できるのか?あるいは,将来的に貢献できることは何か?
→ 下大静脈径の評価を歩行後に実施する場合には,15 分間の安静が必要である可能性が示された.本知見は評価時の判断基準として活用できる.
3.今後どのような技術が必要になるのか?
→ 今後は心不全療養者を対象に,日常生活動作が下大静脈径に与える影響を検討し,在宅の場で正確に下大静脈径を評価するための手法および測定支援技術の確立が求められる.