原子力バックエンド研究
Online ISSN : 2186-7135
Print ISSN : 1884-7579
ISSN-L : 1343-4446
研究論文
高燃焼度・MOX使用済燃料用バスケット材の開発
小﨑 明郎安島 辰郎猪原 康人大江 耕一郎
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 8 巻 2 号 p. 155-164

詳細
抄録

  高性能の中性子吸収効果を期待できると考えられるボロンあるいは濃縮ボロンを高濃度に添加した 1) ボロン含有ステンレス鋼, 2) ボロン含有3層クラッド材(B-Stainless Steel/Cu/B-Stainless Steel),ならびに, 3) ボロン含有アルミニウム合金,を対象にバスケット用中性子吸収構造材料としての適用性を検討するとともに,種々の材料試験を行い,基準化等に必要なデータを取得し使用上配慮すべき点についてまとめた.この結果,これらの材料をバスケット材に適用することで未臨界性と除熱性能の向上が図られ,将来発生する高燃焼度・MOX使用済燃料も金属キャスクにより安全に貯蔵可能であることが示された.

著者関連情報
© 2002 一般社団法人日本原子力学会 バックエンド部会
前の記事 次の記事
feedback
Top