新潟大学眼科学教室
新潟医療技術専門学校
1994 年 22 巻 p. 72-77
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
斜視弱視外来で遮閉治療を行うよう指示された162名にアンケート調査をおこなった.遮閉治療を施行する理由について正しく理解したものの方が施行率が高かった.遮閉治療を実施できない理由として,患児自身の問題,外見上の問題,患児以外の問題,があった.同居家族の方が施行率が高かった.遮閉治療の問題点として,いじめ,内向的性格,成績低下があったが,集中力が向上するものもあった.遮閉方法についてはさらに工夫が必要と思われる.弱視は早期発見,弱視を含めた早期治療が重要である.
日本視能訓練士協会会報
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら