2020 年 40 巻 2 号 p. 184-188
スポーツによる脛骨顆間隆起骨折12例12膝に対して関節鏡視下に手術を施行し,術後成績を調査することを目的とした.骨折型,スポーツ種目,骨癒合,膝関節の前方・回旋不安定性,追加手術,手術待機日数,抜釘の時期,スポーツ復帰,最終調査時の可動域,疼痛の有無について調査した.スクリュー固定が8膝に,pull-out法が4膝に施行され,最終調査時に伸展制限を有したものが3膝あり,走行時に疼痛を訴える例が1例みられた.スポーツ復帰後に再受傷した2膝に膝関節の不安定性が再発し,ACL再建術を行なった.術式と骨癒合の有無との関連性は認められず,術式と伸展制限の有無についての間にも有意な関連性は認められなかった.