2020 年 40 巻 3 号 p. 265-270
目的:大学サッカー選手における,荷重による足部アーチの変化とJones骨折発生との関連を検討すること.
対象および方法:大学男子サッカーチームに在籍したサッカー選手362名を対象とした.座位と立位のアーチ高率を測定し,サッカー競技中に発生したJones骨折を調査した.Jones骨折を発生した選手と,Jones骨折を発生しなかった選手とで,座位と立位のアーチ高率,アーチ高率変化を比較検討した.
結果:Jones骨折発生選手は,アーチ高率変化が有意に小さかった.
考察:Jones骨折を発生した選手は,足部アーチ構造における関節構造の柔軟性低下により,足部アーチでの衝撃吸収機能低下をもたらし,Jones骨折の発生に影響を与えたのではないかと考えられた.