2021 年 41 巻 3 号 p. 152-155
高活動性の中高年者では,半月板損傷などの外傷に続発する二次性変形性膝関節症に悩む方も多い.このような患者は高強度のスポーツ活動の継続を希望することが多いため,人工関節置換術よりも保存加療や関節を温存する関節周囲骨切り術を希望する患者も多い.既存の保存加療が無効な患者に対する第3の治療として多血小板血漿(PRP)療法などのバイオセラピーが登場し,高活動性患者への使用頻度も増えてきている.本稿では,PRP療法の作用メカニズムや臨床経験について概説する.