2021 年 41 巻 3 号 p. 194-200
近年,スポーツ傷害に対する超音波診断の有用性が注目を集めている.数ある画像診断ツールの中における超音波の優位性として,簡便かつ低侵襲であること,リアルタイムに動的な観察ができることなどに加え,画像診断にとどまらず,注射や手術などインターベンションのガイドとしても有用なことが挙げられる.しかし,臨床で行なわれるようになってから日が浅いため,その適応や至適な治療プロトコルはまだ確立されていない.手技が普及していくためには,そのあたりを整理していくことも必要であるが,超音波ガイド下でのインターベンションは,これからの整形外科医にとって必須の手技となると考えている.