平成医療短期大学リハビリテーション学科作業療法専攻
首都大学東京大学院人間健康科学研究科
岐阜清流病院
首都大学東京名誉教授 一般社団法人日本人間作業モデル研究所
2020 年 39 巻 1 号 p. 26-37
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本研究の目的は,家族介護者の従事する「介護」という作業の構成概念を生成することである.要介護者と在宅介護生活を1年以上経験している家族介護者16名を対象に非構造化面接を実施し,SCAT(Step for Cording and Theorization)を用いて分析した.その結果,構成概念は102の意味コードが生成され,家族介護者の想い,介護する生活,介護と環境の3つの大カテゴリーが得られた.作業療法士は家族介護者の作業適応への支援として,これらの視点で検討する必要性が示唆された.
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