作業療法
Online ISSN : 2434-4419
Print ISSN : 0289-4920
原著論文
日本における発達障害児に対する学校適応支援を目的とした作業療法の手段
助川 文子伊藤 祐子
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2020 年 39 巻 5 号 p. 557-567

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抄録
要旨:本研究は,日本の小学校通常学級に在籍し特別支援教育の対象となる発達障害児に対し,平成29(2017)年度に行われた学校適応支援のための作業療法で用いられた手段の実態を調査することを目的とした.日本作業療法士協会に職域を「発達障害」の「臨床」と登録した1,594名の作業療法士を対象に,質問紙による全数調査を行い,回答を計量テキスト分析した.結果,日本で発達障害児に携わる作業療法士は1人職場が多く,幼児,学齢児ともに,「感覚・運動遊び」,ついで「物品・道具・遊具の操作」,「書字」,そしてセルフケアなどの手段が行われており,特に学齢児では「相談・指導・調整」の手段も重視されていた.学齢児に対する作業療法の検討が求められる.
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© 2020 一般社団法人日本作業療法士協会
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