作業療法
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Print ISSN : 0289-4920
短報
日本語版職業リハビリテーション質問紙(WORQ-J)の作成
~言語的妥当性の検討~
牧 利恵小林 隆司
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2020 年 39 巻 6 号 p. 765-768

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抄録

要旨:就労支援領域で使用できる患者立脚型アウトカムが,本邦で求められている.そこで今回,Work Rehabilitation Questionnaire(以下,WORQ)の翻訳と言語的妥当性の検討を研究目的とした.方法は,Beatonによる尺度の異文化適応の順番に準拠した.まず,原著者に許可を得た後,2名が別々に翻訳をし,訳語をすり合わせた.次に逆翻訳を行い,原著者に確認をとり修正した.それから,専門委員会を開催して訳語を修正し,ドラフト版を作成した.その後,27名の対象者に予備テストを行い,答えやすさについての個別インタビューを実施し,さらに文言を修正した.最後に,最終版を原著者に報告し,日本語版がWORQのホームページで公開された.

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© 2020 一般社団法人日本作業療法士協会
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