巻頭言
研究は誰のために，何のために行うのか？
2023 年 42 巻 4 号 p. 411
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2023 年 42 巻 4 号 p. 411
学術誌『作業療法』に投稿された論文の査読に長く携わらせていただく中で，作業療法の研究領域が年々広がりを見せ，かつそれぞれが深化していることを実感する．それは私個人が抱く興味・関心の範囲をはるかに超えるものであり，研究者一人ひとりの努力に尊敬の念を禁じ得ない．私の役割は，的確な査読によって良質な研究成果の公表につながるようお手伝いをすることである．では，どんな点に着目すれば的確な査読ができるのかというと，その答はFIRM2NESSの活用である．
