京都民医連あすかい病院
関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科
2024 年 43 巻 5 号 p. 686-693
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ギランバレー症候群(Guillain-Barré syndrome: GBS)において,手指の関節拘縮が機能回復後のADLに影響を及ぼすことから早期対応が重要となる.今回,両手指屈曲拘縮を呈したGBS患者の1事例に対して,2種類のスプリントを用いた上肢装具療法を実施した.結果,手指のROM拡大を促進させ,手指機能及びADL自立度が向上した.GBSにおいて上肢装具療法が有効である可能性が示唆された.
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