2025 年 44 巻 3 号 p. 243-253
本研究の目的は,スコーピングレビューによって子どもと養育者を対象とした作業遂行コーチング(以下,OPC)の有効性に関する既存の知見をマッピングし,介入の有効性に関する現時点でのエビデンスを評価し報告することである.6つのオンラインデータベースから文献を検索し,12の文献が基準に合致した.OPCは遠隔作業療法や,幼稚園や学校での専門職種間連携に応用され,子どもや養育者の作業遂行,ならびに育児・教育関連アウトカムの改善が報告されている.OPCは,作業療法士が地域へアウトリーチするための有望な手段となる可能性がある.