特色のある地域実践教育に対して独自のアンケートを用いると,評価の客観性や比較可能性の乏しさに課題が生じる.そこで,本報告ではアンケートを尺度化し,教育効果を明らかにすることを試みた.2024年度と2025年度の大学と専門学校間の連携教育にて用いた地域連携教育評価アンケートの信頼性と妥当性を検討した.結果,作成した地域連携教育評価尺度は信頼性,妥当性,頑健性が確認された.作成した尺度による2年間の比較では有意差はなく,効果に差がない仮説が支持された.教育プログラム上,適切な評価尺度が見当たらない場合,独自アンケートを尺度化し,その効果を検討することは教育プログラムの評価に有用となる可能性がある.