土木情報利用技術論文集
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絵地図を用いた町並みの効率的3Dモデリング手法の開発
大正時代の八戸市を例として
江島 裕司近津 博文
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2005 年 14 巻 p. 103-108

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抄録
日本各地に存在する数多くの古地図や絵地図は都市計画や土木, 建築学上において, 重要な情報源となっている. また, これら古地図の利用方法の1つとして, 古地図から当時の町並みの3Dモデルを作成し, 直接的に当時の社会・文化・生活等を体験するVR (Virtual Reality) が注目されている. しかし, VRの構築において町並みの3Dモデリングには膨大な時間と労力が必要でありモデリングの効率化が課題となっている.
このような背景より著者らは1900年代初頭の八戸市を例に採り, 建物モデルの自動変形・自動配置を可能とする町並みの効率的3Dモデリング手法について開発を行った.
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© 社団法人 土木学会
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