神戸大学大学院
2002 年 37 巻 p. 895-900
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本研究は、都市の近代化のプロセスを古くからの西陣機業地域とそれが拡大していく過程において内包された地域を対象に、対象元年に発行された地籍情報の詳細な分析を用いて考察することを目的としている。本稿においては、特に地主の土地所有の実態について明らかにした。地主の多くは地場産業に携わっており、特に西陣機業関係者が多い。各地主の所有合計合計面積は非常に小さく、所在地に多くの土地を所有していることが分かった。また、西陣地域の広がりの中で内包された地域において、不在地主の割合が高いことが分かった。
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