九州大学大学院
2003 年 38.3 巻 p. 523-528
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本研究は,交通混雑の影響を考慮した自動車通勤者の出・退勤時刻決定モデルを構築しようとするものである.始業時刻と終業時刻という時間制約以外,自動車通勤者は交通混雑に巻き込まないように出・退勤時刻を決定すると考え,既に提案した公共交通利用者の出・退勤時刻決定モデルに,交通混雑による非効用を組込むことによって,自動車通勤者の出・退勤時刻決定モデルを作成した.本モデルは,北九州市役所の自動車通勤者の出・退勤時刻決定行動を妥当に再現できた.
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