都市計画論文集
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コミュニティバスの利用者属性に基づく利用実態と利用者意識の分析
愛知県日進市「くるりんばす」をケーススタディとして
井上 佳和松本 幸正松井 寛
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2005 年 40.3 巻 p. 319-324

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抄録
本研究では、愛知県日進市「くるりんばす」を対象に調査を行い、コミュニティバスの利用実態と利用者意識を属性別に捉えた。その結果、民営バス停圏外に居住する高齢者が通院・検診および買物を目的として高い頻度で利用していることがわかった。通院・検診および買物は高齢者にとって日常的な不可欠な活動であり、コミュニティバスは、民営バス停圏外に居住する高齢者の生活交通を確保していることがわかる。満足度分析の結果、「バス運転手の対応」や、「運賃」などに対しては、利用者のニーズを十分充たしていることがわり、無料利用者は「全コースが市役所を起発着」が、有料利用者は「全コースが日進駅を通る」が高いことがわかった。以上のことから、コミュニティバスは、利用者生活の利便性を向上させ、無料利用者の生活交通を担っていることから、その重要性が明らかになった。
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© 2005 公益社団法人 日本都市計画学会
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